和歌山・湯浅湾/宮崎の鼻海岸		アンダマン・ニコバル諸島/スミス島		和歌山・湯浅湾/栖原海岸の夕日

基本スキル解説
▼まず下の３つ、�@前漕ぎ、�Aバック、�Bが何よりも基本中の基本です。
これをうまく連動させることができると、水上での自由度が高まります。
またアイランドストリームの「はじめての方でも楽しめる湯浅湾シーカヤックツアー」では、
まずこの3種類の漕ぎ方をしっかりとレクチャーいたします。

フォワードストローク （前漕ぎ）		艇を前進させるための漕ぎ方。と同時に艇を安定させる効果も生みだす。通常のツーリングにおいて9割以上はこの漕ぎを行っていると言っていいだろう、シンプルながら奥深い最重要スキル。
バックストローク （後ろ漕ぎ）		艇をバックさせるための漕ぎ方。また前進している状態でブレーキをかけたりストップする時にも使う。
スウィープストローク （方向転換）		方向転換したり、カーブしたりするための漕ぎ方。フォワードスウィープ、バックスウィープの2種類を使い分ける。

▼さて、次の3つはバランスに関するスキルです。
初心者ツアーでは必ずしもお教えするものではないですが、
ある程度できるようになると、転覆の心配も激減し、安心度がより高まります。

リーン		艇を傾けつつバランスを保つスキル。スウィープやスターンラダーと連動させてより回転力を増す効果を生み出す。バランス感覚を養う練習にもなる。
ローブレース		艇が不意に傾いた際、パドルのバック面で水面を叩き（あるいは押し込み）、その力を起点に艇を復元させる方法。
ハイブレース		より大きく艇が傾いた際、パドルのフォワード面（パワーフェイス）で水面を叩き（あるいは押し込み）、その力を起点に艇を復元させる方法。

スターンラダー		前進しながらパドルのバック面を舵として使い、方向転換する方法。追い波の時に重宝する重要スキル。
ドローストローク		艇を真横に進ませるスキル。隣りの艇に近づく際などに便利。
スカーリング		パドルで水面を８の字に描き、真横に進んだり、艇を安定させたりする。ハイブレースなどに応用も可能（スカリング・ハイブレース）。

パドルフロート・ リエントリー		転覆・脱艇後、パドルフロートの浮力を足がかりにして再乗艇する、セルフレスキュー方法。
グループレスキュー （抱え込みレスキュー）		転覆・脱艇後、再び艇を起こし、他のカヤッカーに艇を抱え込んで固定してもらって再乗艇するレスキュー方法。
ロール		転覆後、脱艇せずにパドルの軌道と腰の回転を連動・シンクロさせ、再び艇を復元させるスキル。